山室山小学校で「畳」のお話をさせていただきました

2025年11月18日、
松阪市立山室山小学校の
2年生・約80名の皆さんに
「畳」について
お話しする機会をいただきました。
先生より
「畳のことを知らない子どもが増えているかもしれない」
とのご相談があり、
今回の授業が実現しました。
◆ いまの暮らしの中で、改めて「畳」を感じてもらう機会として
近年、暮らしのスタイルが多様化し、
フローリング中心のお家も
増えてきました。
一方で、和室を取り入れる
ご家庭も多く、
畳に触れる機会は
形を変えながら続いています。
今回の授業では、
そんな“身近だけれど意識することが少ない畳”について、
「畳の良さ」や
「どうして日本で親しまれてきたのか」を、
子どもたちにもわかりやすく
お話ししました。
◆ なんと“9割以上”が「家に畳がある」と回答!
講演の最初に
「おうちに畳の部屋がある人?」
と質問すると、
驚くことに9割以上の子どもたちが
元気よく「ある!」と
答えてくれました。
半分ほどかな…と
想像していたので、
これは嬉しい誤算でした。
畳は今でも子どもたちの
日常に根付いており、
日本の文化として自然に
存在しているのだと実感しました。
◆ 製作の動画も真剣に視聴
授業では、畳を製作する様子の
動画も観てもらいました。
大人でもあまり見ない
工場での作業風景に、
子どもたちは目を輝かせながら
最後まで集中してくれました。
◆ 質問タイムは“大人顔負け”の深い質問ばかり
質問タイムでは、
「なぜイグサは黄色くなるの?」
「どうして畳は長方形なの?」
「海外でも畳は使われているの?」
など、核心を突く質問が
次々に飛んできました。
畳に興味を持ってくれたことが
嬉しく、
こちらも刺激をもらえる時間でした。
◆ 子どもたちが“畳”を少しでも好きになってくれたら
今回の授業を通して、
少しでも畳の魅力を
感じてもらえていたら嬉しいです。
この文化を未来につなぐ
一助になれば、
こんなに幸せなことはありません。
改めて、このような貴重な機会を
くださった先生方、
そして最後まで真剣に
耳を傾けてくれた2年生のみなさん、
本当にありがとうございました。









